名 称 | 彦根総合地方卸売市場 |
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所在地 | 彦根市安食中町327番地 |
面 積 | 28,439㎡ |
供給圏 | 彦根市・多賀町・甲良町・豊郷町・愛荘町 |
供給対象人口 | 155,000人(滋賀県東北部地域) |
取扱品目 | 青果部:野菜および果実ならびにこれらの加工品 水産物部:生鮮水産物及びその加工品 |
業務開始日 | 平成4年3月25日 |
開設会社 | 彦根総合地方卸売市場株式会社 |
従来、彦根市には彦根食品卸売市場協同組合が運営する彦根食品地方卸売市場と彦根市農業協同組合が運営する地方卸売市場彦根市農協青果センターの民営2市場が開設されていた。
彦根食品地方卸売市場は、昭和42年に市内にあった問屋が集団化されたものであり、施設も老朽化、狭あい化しており、卸売業者は青果6社、水産8社入場していたが、資本金、取扱高なども小規模なものが多く、集荷についても中央卸売市場の転送に依存する割合が高く、販売も多くは相対取引で問屋的性格が強いものであった。
また、彦根市農協青果センターも同時期に開設されたものであるが、生鮮野菜を扱う市場が2箇所に分かれているということは、買受け人にも不便であり、価格形成でも不合理な点が考えられる。
こうしたことから、昭和56~57年に業界から市議会や市長へ市場整備についての要望書が提出され、また、生鮮食料品等の円滑かつ効率的な流通を確保し、適正な取引の推進を図ることが必要であることから、この民営2市場を統合し、準公設(第3セクター方式)による市場整備方針が昭和61年に決定され、卸売業者の企業合同も併せすすめることとなった。
新市場の開設者の彦根総合地方卸売市場株式会社(第3セクター)は、彦根市が51%を出資し、青果、水産の卸売業者が34%、農業協同組合等が15%を出資して、昭和63年に資本金2,000万円(現在は4億円)で開設された。
同年に市場建設候補地を決定、用地買収を開始し、平成2年度、3年度事業として第4次滋賀県卸売市場整備計画に基づき、県北部流通圏(1市5町(現在1市4町)、供給対象人口133,000人)の拠点市場として総工費約28億円を投じ、平成4年3月25日に開場したものである。
昭和56年8月 | 業界から市議会へ市場整備についての請願書提出 |
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54年10月 | 業界から市長へ要望書提出 |
61年7月 | 第3セクター方式による整備方針決定 |
12月 | 彦根総合地方卸売市場整備推進協議会設立 |
63年7月 | 市場建設候補地決定 用地交渉開始 |
10月 | 彦根総合地方卸売市場株式会社設立登記 |
平成元年2月 | 彦根市都市計画審議会へ |
3月 | 滋賀県都市計画審議会へ |
9月 | 土地収用事業認定申請 |
10月 | 彦根市産業部に卸売市場開設準備室を設置 |
11月 | 土地収用法による事業認定 |
2年4月 | 水産部門の新卸売会社(彦根魚市合同株式会社)設立 |
6月 | ボーリング着手 |
7月 | 青果部門の新卸売会社(株式会社オーミ青果)設立 敷地造成工事指名競争入札執行 建設用地の開設会社への所有権移転登記完了 |
8月 | 開設会社取締役会で敷地造成工事請負契約の決議 同日調印 敷地造成工事着手 |
10月 | 建設実施設計完了 |
12月 | 市場建設工事指名競争入札執行 開設会社取締役会で建設工事請負契約の決議 同日調印 |
3年1月 | 市場建設工事起工式 |
7月 | 業者収容方針決定 |
8月 | 関連事業者募集開始 |
10月 | 卸売代金精算会社(ヒコネカウント株式会社)設立 |
4年1月 | 市場建設工事完了 |
2月 | 買受人登録説明会 買受人登録受付開始 |
3月 | 竣工式 市場法第55条の開設許可 開場 |