生鮮食料品等は、天候などの自然条件によって収穫量が大きく左右されます。また、鮮度が低下しやすいため長期にわたる保存が難しく、その鮮度によって商品の価値が著しく変化します。このような生鮮食料品等を日々皆さんの元へお届けするため、流通拠点としての卸売市場では、消費者、生産者、流通・小売業者等の三者に対し、以下の重要な役割を果たしています。
施設の維持管理を行うと共に、市場の運営にあたり卸売市場法、業務規定等に基づいて取引が適正に行われるよう指導監督を行います。
知事の許可を受け、全国各地から販売委託または買付により出荷された生鮮食料品を、せり売や相対取引により買受人へ卸売りします。
開設者の許可を受け、市場利用者の便宜を図るため、食堂や乾物類等の一般食料品、菓子や蒟蒻、雑穀等の販売をする業者をいいます。
開設者の許可を受けて、卸売業者や関連事業者から品物を仕入れ、消費者へ販売します。